2011年04月13日

4月1日 湯浅健二さん、宇都宮徹壱さんトークショーレポート

4月1日に行われた湯浅健二さん、宇都宮徹壱さんのトークショー。

お2人のトークの後に行われた質疑応答の時間を合わせると、なんと50分間!
ご登壇頂いた湯浅さん、宇都宮さん、そしてご来場下さった多くのお客様に改めて御礼申し上げます。

遅くなりましたが、トークの一部を掲載させて頂きました。

4月1日『クラシコ』トーク(横).JPG

湯浅 この映画のテーマっていうのは、当事者意識というのが感じられてとても感動しました。

宇都宮 僕が思ったのは、やっぱりみんなで観るっていうね、映画だから当たり前なんですけど、最近DVDが流行っていて、一人で観たり少人数で観たりするっていうのが、映像の観方のスタンダードになっている中で、みんなで観るっていうのがサッカー観戦とリンクするところがあるんじゃないかなと。だから、サッカーファンだったら誰でも笑うところでみんながクスッとしたりね、サポーターがコールしてるところですごく反応するとかね、やっぱり映画として観るべき作品だなと改めて思いました。

湯浅 ドイツにいた頃、実はヴィクトリア・ケルンという4部リーグのチームのファンで、僕は向こうのフットボールネイションで松本山雅を知っているわけなんですよ。だから向こうはサッカーが社会的にすごく求められてるっていうことと、サッカー大好きってこともあるけど、サッカーが地域にとって異文化接点としてとても良いっていう確信を持っている。
彼らには使命感があるんです。いろんな意味でね、サッカーってこんなに素晴らしいのにどうしてみんなやらないのかなと。決して押し付けではないんだけど、あの飲み屋のおじさんもいい加減にしろってのもあるけど、あれは大したもんだよね。(笑)

宇都宮 そもそも「股旅フットボール」を書こうと思ったきっかけも2000年位にドイツに行ったときに、ドイツの3部4部の試合を何度か観る機会があって、かなりお客さんが入ってたんですよ。3部のチームでも立派なスタジアムを持っていて、お客さんも1万人以上入ってましたね。ドイツってすごいな、奥が深いなと。僕がすごさを求めるのは、下部リーグがどこまですごいかなんですね、っていうところでドイツはすごい通じている。逆がイタリアに行ったときにスタジアムのボロさとレベルの低さと、お客さんの少なさっていうので、トップリーグどうしで見ているよりも、3部とか4部どうしとかで見たほうが、その国のサッカーの国力って言うんですかね、そういったものが非常に見えるなと感じました。イングランドでもセルビアでも見ましたが、じゃあ日本はどうなんだろうっていうのがそもそものきっかけだったんです。
もうひとつは、天皇杯を取材するようになって、一回戦二回戦で見るチームって名前は知っててもどんなチーム?っていう好奇心や、こいつ今ここでやってるんだっていう好奇心があって、「股旅フットボール」っていう地域リーグを取材する旅が始まって、それから気が付くと今回の監督さんとプロデューサーさんにこのテーマで映画にしたいっていうお話を頂いてっていう流れがあるんですけどね。

湯浅 例えば皆さんがヨーロッパに旅行する。サッカー好きだからサッカーの試合を見に行く。3部リーグ4部リーグの試合、とてもレベルの低いサッカーが存在する。そんな中でもみんなサッカー楽しんでるんですよ。それはサッカーを見てるんじゃなくて、地域意識であったり、コミュニティー意識であったり、そこで自分自身が社会のコミュニティーで必要とされているという意識の高まりというかね、それがすごい大切なことで、そういった意味でドイツは戦後の歴史とか、抱えているものが沢山あるのでコミュニティー意識がとても強い。で、あんなブンデスリーガの1部で下手な試合やっていても観客動員数はヨーロッパで最高ですからね。
そういった意味では宇都宮さんが言ったようにコミュニティーを大切にするドイツっていうのを考えると、下の方のリーグでもみんな一生懸命サッカーやってる。

宇都宮 下の方だからってお客さんが入らないわけじゃないっていうのが、取材を通してやっと分かったわけですよ。もちろん僕が注目する前から地域リーグを見ている人は沢山いますけど、新鮮な驚きがあったのと同時に、身近なんだけど、身近であるがゆえに気付かなかった事っていうのが沢山あったわけですね。
当時よく言っていたんですけど、日本のサッカーファンって例えばロンドン、ミラノ、バルセロナのサッカーシーンはよく知っているんだけど、すぐ近くのサッカーはあまり知らないっていう矛盾した状況っていうのがあるんだなっていうのがあったのと同時に、ドイツほどではないにしても、松本山雅のように4部リーグでもこれだけお客さんを集めて地域として盛り上がってる。地域に夢とか誇りとか希望を与えているチームがあるっていうのはすごい純粋に驚きだったし、発見だったし、すごい嬉しかったですよね。


後日、湯浅健二さんのトピックスで「クラシコ」を紹介いただきました。→コチラ

4月1日『クラシコ』トーク(縦).JPG



posted by clasico at 22:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

「クラシコ」山形でのチャリティー上映が決定しました!

この度、映画『クラシコ』の山形でのチャリティー上映会が、サポーターの方々の熱意により実現いたしました。

今回の入場料収入の一部は「ボランティア活動支援金」として「IVY 国際ボランティアセンター山形」に寄贈させていただきます。 
  ※ IVY(アイビー) 公式サイト  http://www.ivyivy.org/


■日時:平成23年4月16日(土)17:30開場 18:00上映開始(予定)

■会 場:「遊学館」(山形県生涯学習センター)2階ホール
     〒990-0041 山形市緑町 1 丁目 2 番 36 号
     ※開場設備の都合で暖房が入りません。各自防寒着の着用をお願いいたします。

■入場料:1,000円(未就学児、小中学生、高校生は無料)
     入場料の一部をボランティア活動支援金として NPO 団体に寄贈いたします。

■主 催:モンテディオ山形サポーター有志 チャリティ上映会実行委員会


詳細URLはコチラ

当日は樋本淳監督、平澤大輔プロデューサーも開場に駆けつける予定です。
近隣にお住まいの方はお気軽にご来場下さい。





posted by clasico at 01:34| 自主上映 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

『クラシコ』テアトル梅田での上映が決定しました!

『クラシコ』の関西地区での劇場公開が決定しました。

テアトル梅田
http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/

テアトル梅田twitter
http://twitter.com/#!/theatreumeda

映画の公開は6月上旬を予定しております。


つきましては大阪での上映に向けて、現地でのチラシ・ポスターの設置や配布にご協力頂ける方を募集致します。
お気軽にtwitterなどでお声お掛けください。

「クラシコ」twitter
http://twitter.com/#!/ClasicoSupport




posted by clasico at 17:54| インフォメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

宇都宮徹壱さんのコメントが横断幕になりました。

映画『クラシコ』へ宇都宮徹壱さんよりお寄せ頂いたコメントが、松本山雅FCサポーター ULTRAS MATSUMOTO の横断幕として使用されることになりました。

クラシコ.jpg

今後、松本山雅FCの試合会場、支援活動などのイベントの際に使用される予定です。




posted by clasico at 14:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。